2018年5月21日
5/3~12開催の韓国・全州国際映画祭にキャスト・スタッフあわせて10名で乗り込みました!
全州国際映画祭は、釜山国際映画祭の次に韓国で大きな映画祭です。
また、全州は首都・ソウルから約3時間の人口50万人の街で、ビビンパ発祥の地としても有名です。
映画祭期間中、『僕の帰る場所』は3回上映し、そのうち5/4と5/6の2回は、監督、俳優、プロデューサーがQandAに登壇しました。
韓国のお客様にも特に主演のカウンくんの演技が素晴らしく、いっぱい泣きました、という声を聞いて嬉しい限りです。
カンヌ国際映画祭で是枝監督『誰も知らない』で男優賞を受賞した柳楽優弥さんになぞらえて、カウンくんに誉め言葉を頂きましたが、残念ながらカウンくんは知らなかったようで…
逆に、カウンくんが先日にアムステルダムのシネマジア映画祭で最優秀俳優賞を受賞したことを発表すると、暖かい拍手を頂戴しました。
他にも、私たちの回答におぉー!とか、クスクス笑ったりのリアクションがあって、とてもアットホームな雰囲気でした。
全州で一番驚いたことは、映画というカルチャーが日本よりもはるかに浸透していて、それを大事にする文化であるということでした。それは映画祭の雰囲気からも十分に感じ取れるものでした。
昨年の東京国際映画祭の上映では、年配者のお客様が比較的多かったのですが、ここでは若者が中心。日本では映画館で映画が観られなくなったと言われて久しいですが、韓国では若者が娯楽としてしっかり楽しんでいる様子が印象的でした。
もちろん、上映会の合間に美味しいビビンパやサムギョプサルもしっかり堪能しました!